2008年5月11日日曜日

soybean

soybean(大豆)

昔からsoybean大豆は、米、麦、あわ、きびなどと共に、五穀の一つに挙げられるほど、日本人にとっては大事な食糧源とされてきました。
みそや醤油、豆腐、納豆、豆乳、湯葉など加工食品でも有名です。

栄養分は

タンパク質、ビタミンB群が多く「畑の肉」と呼ばれるにふさわしい、栄養価の高い食品です。
良質の不飽和脂肪酸を含み、それが、動脈硬化や肥満をコントロールしてくれます・

soybean大豆の中の脂質は多くがリノール酸で、それは酸化されやすいのですが、他に抗酸化作用の高いビタミンEも豊富に含まれているので、安心して食べられます。このリノール酸がコレステロールを低下させてくれる作用があるので、高脂血症の予防にも期待できるようです。

ほかにも必須アミノ酸もバランスよく含んでいて、良質なタンパク源として注目されています。
白米にはない、リジンというアミノ酸も補えるので、日本の代表的な朝ごはんの、ご飯とお味噌汁は実に、理にかなった食事といえそうです。

ほかにサポニンという物質が含まれていて、これは、体内での脂質の酸化を抑制して、過酸化脂質を低下させるので、血栓や動脈硬化の予防に効果があるそうです。

あとは、植物性ステロールと言われる物質も含まれていて、これも、腸内でのコレステロールの吸収を妨害することから、動脈硬化の予防に役立ちます。

さらに、帳から吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑制する働きもあるので、肥満防止に役立ちます。

カルシウムも豊富なので、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。

まだまだあります。
soybean大豆はほんとにすごいです。

これは結構有名ですが、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが更年期障害の症状を緩和してくれると言われています。
イソフラボンはがんの抑制効果も高く、乳腺、卵巣、前立腺などの器官に働きかけます。
欧米に比べて男性の前立腺がんからの他の臓器への転移がすくないことも、大豆の摂取量の違いがあるのではと言われています。

女性では、閉経後の高血圧症や、高脂血症や、骨粗鬆症、ほてりなどの症状を緩和してくれると言われています。

レシチンも含んでいて、これは、脳内の情報伝達物質を活性化するので、ボケ防止や、記憶力などの強化にも役立ちます。

最近に至っては、オリゴ糖の存在も注目されていて、腸まで届いたオリゴ糖が、ビフィズス菌を増やし、町内環境を整えると言われています。

生のsoybean大豆には消化酵素を阻害する物質がふくまれているので、消化されにくいです。
soybean大豆を調理するのは、一晩水につけたりという手間がかかりますので、加工食品を利用するのは、とてもよい選択でもあります。


いろいろありますが、とにかくすごいsoybean大豆です。
あらためて、見直しちゃいました。