2008年4月11日金曜日

yogaの効能 3

究極のセルフ・リラクゼーション(self-relaxation


yogaはフィジカルとメンタルの両面から、自分自身をバランスの取れた状態へと導いてくれるといいます。
大切なのは心(精神面)と身体の調和。

ストレッチ体操とyogaは根本的に違うようです。

一般的にyoga体操で行われているアーサナは瞑想を行うための手段で、発達してきたもので、身体に適度な緊張感をつくり、意識を集中することのよって、外部からの刺激をシャットアウトし、心を整える修行法です。

ストレッチ体操は形はよく似ていますが、筋肉そのものを伸ばすことが目的であり、手段となっています。最終的な目的が違うということでしょうか。

yogaを行うためにやっていたストレッチの合理性が今は科学的に証明されたという感じです。つなげていうと、yogaが実に科学的といえるのではないでしょうか。

yogaを間違って理解されている人には、すごいポーズばかりが強調され、十分な柔軟性がないまま、自分にはまだ無理なポーズをとろうとし、けがをしてしまう人もいるようです。

まずは体との対話から入り、柔軟な体をもつことにより、柔軟なこころが宿る。
と言われてもいます。


今、情報過多で、あわただしい社会のなかで、柔軟な心をもちしなやかに生きて行けたら・・・。と、
心の豊かさを願う人がふえています。

物の豊かさだけを求めていた時代は終わりました。
心の豊かさを持つことこそが、人類の幸福への近道だと思います。

物はいつかはなくなったり、壊れたり、天にも持ってはいけませんが、心の中にストックしたものは、誰にも盗られたり、失くしたりすることはありません。

東洋の思想では「病は気から」といいます。
「気」の流れをスムーズにするためには、柔軟な体が必要になってくるのだそうです。

わたしも、病気を経験してから、薬には疑問?を感じています。
飲まないですむなら、極力飲みたくはありません。

でも、逆に飲んでいるからこそ、何とかなっているともいえる部分があるのも事実です。魔法のようによく効く薬は、それについてくる副作用も半端ではありません。

自分に合うか合わないかもありますが、病気そのものよりも、薬の副作用の方で体がまいってしまうということも、よくある話です。

西洋医学と東洋医学でいえば、今は東洋医学のほうに注目しています。
ただ、眼の前に起こったことに対する対症療法だけでは、難しいのではないかと感じています。

首が痛いから首に湿布貼りましょうというように。
その人の全体像をみたら、足の長さの違いや、歩きグセや姿勢の悪さが原因で痛いのかもしれません。

そんな時は、原因を治さないと、一時的は痛みはよくはなりますが、ずっと、治らないのです。

現代は、病院も診療科が違えば、わからないことも多く、別々に同じことを何度も説明しなければならないようなことが少なくありません。

木を知るには森をみるというように、その人の全体を見ていく治療が発達すればいいなと思っているこの頃です。

おっと、話がそれてしまいました。

yogaの特徴的なポーズ、無骸のポーズ(くつろぎのポーズ)がありますが、これは、ポーズのあとや最後に体中を弛緩し、リラックスさせます。

この時、緊張していた筋肉が脱力し、血液が隅々まで流れていくのです。
血流がよくなるだけでも、改善されることも多いようです。


ということで、yogaは、身体だけではなく、同時に心も健康に導いてくれるということでした。
ちょっと、まとまりがなくてすみません。(__)