2008年4月29日火曜日

low_carbohydrate_diet

食べながら痩せることでは有名なlow_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)。low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)の人気の秘密は、carbohydrate(炭水化物)さえ食べなければ、肉や魚などの脂質やたんぱく質をどれだけ食べても良い、というところにあります。

このlow_carbohydrate_dietは、アメリカのアトキンス博士が考えたので「アトキンスダイエット」または「carbohydrate(炭水化物)抜きダイエット」または「low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)」と呼ばれるdiet(ダイエット)方法です。
low_carbohydrate_dietは、carbohydrateさえ食べなければほかはどんなに食べてもよい方法なので、今までdietに挫折してきた人も、low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)ではらくらく成功できた人もいます。でもどうしてやせられるのでしょうか?

carbohydrate(炭水化物)が短い時間で体に吸収されると血糖値が急激に上がり、それによって血糖値を下げるためのインシュリンというホルモンが分泌されます。
インシュリンは血中の糖分を細胞の中に脂肪として取り込むことによって血糖値を下げようとするので、carbohydrate(炭水化物)を取りすぎると肥満の原因になるというわけです。

carbohydrate(炭水化物)を抜くと、当然、身体のエネルギー源がなくなってしまいます。代わりの物からエネルギーを作らなければ、身体はエネルギーを確保できません。そこで、その代わりとなる物こそが、身体に溜まっていた「脂肪」なのです。


carbohydrate(炭水化物)からエネルギーが取れないと判断すると、身体はすい臓から「グルカゴン」という体内ホルモンを分泌します。このグルカゴンは、体内の余分な脂肪を分解し、エネルギーとして燃やす働きがあるのです。つまり、エネルギーを炭水化物から脂質に変えることによって、dietが成立するわけです。
そして、脂肪をエネルギーに変えるのは、炭水化物をエネルギーに変えるより大きな力を必要とするので、身体は通常よりカロリーを多く消費するのです。
当然、基礎代謝が上がり、脂肪を燃やしやすい体になっていきます。
これがlow_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)でやせるメカニズムです。

low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)を成功させるコツがあります。

carbohydrate(炭水化物)を抜くと、頭がぼーっとして仕事の効率が悪くなったりします。実は私も経験者、和田式をやったときでした。これは、人間の脳が1日におよそ90gのブドウ糖を必要としていて、carbohydrate(炭水化物)を抜くと脳にエネルギーが届かなくなるからなんです。とらないと、肝臓が自分の身を削って脳に送るので肝臓にも負担がかかります。
そのため、まるまるcarbohydrate(炭水化物)を抜かず、1日90グラムのcarbohydrate(炭水化物)を目安に摂取することが必要です。

ポイントはcarbohydrate(炭水化物)を摂取する時間です。夜寝る時、脳はあまり活動しないため、エネルギーを消費しにくくなります。夜は脳をはじめ心身ともにあまり活動しなくなるため、carbohydrate(炭水化物)を摂取すると脂肪になりやすいのです。
効率的に痩せたいのなら夜はcarbohydrate(炭水化物)を控え、そして昼夜とわず砂糖をつかったあまーいお菓子類は避けましょう。

carbohydrate(炭水化物)を抜くだけで良いという簡単なlow_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)ですが、なかには失敗する人がいます。low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)を失敗している人の多くが、空腹感によるストレスを失敗の原因に挙げています。

淡水化物を抜くと血糖値がすみやかに上がらないため、満腹が得がたく、空腹感がつのりストレスになる場合もあります。たんぱく質や脂質でも空腹感を得ることができるので、carbohydrate(炭水化物)が少なくてたんぱく質、脂質を含むものをバランスよく取って、適度な空腹感が得られるように工夫しましょう。

特に、野菜をたくさん取って、食物繊維を増やし、腸内に悪玉菌を増さないようにしましょう。特に日本人の腸は欧米人の腸と比べると長いので、大腸がんになる危険性が高いと言えます。

low_carbohydrate_diet(低炭水化物ダイエット)は、人によっては体に危険を及ぼすことがあるので、病気のある人や体力のない人などはむやみに行わないようにしまければなりません。